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ペット火葬の費用相場と流れ|合同・一任個別・立会個別の違いと依頼前に確認したいこと

「今すぐ火葬をお願いしたい」というときも、「もしものときのために、先に知っておきたい」というときも、火葬について調べ始めたその時点で、あなたはうちの子のために大切な一歩を踏み出しています。火葬には合同・一任個別・立会個別といった種類があり、流れや費用は業者によって幅があります。この記事では、それぞれの違いと依頼からお迎え・返骨までの一般的な流れ、体格・種類別の費用の目安、依頼前に確認しておきたいことを、慌てず整理できるようまとめました。

ℹ️ この記事でわかること

  • 合同・一任個別・立会個別、火葬の種類の違い
  • 依頼からお迎え・返骨までの一般的な流れ
  • 体格や火葬の種類による費用の目安(事業者により幅があります)
  • 依頼前に確認しておきたいこと

💡 今すぐ連絡先をお探しの場合

この記事は事前に流れや費用感を整理しておきたい方向けの情報です。今すぐ相談先が必要な場合は、この記事を読み進める前に、かかりつけの動物病院やお願いしたい火葬業者に直接連絡していただいて構いません。

1〜2時間 立会個別火葬(お別れ・収骨に立ち会う場合)の所要時間の目安 出典: 複数の火葬事業者の公式サイトを編集部が整理
30日以内 犬が亡くなったとき、登録先の市区町村への死亡届提出期限の目安(猫に法的義務はありません) 出典: 狂犬病予防法に基づく届出ルール

火葬の種類にはどんな違いがあるか(合同・一任個別・立会個別)

火葬には大きく分けて「合同」「一任個別」「立会個別」の3種類があり、違いは主に「返骨(遺骨が戻ってくるかどうか)」と「立ち会いができるかどうか」です。

種類内容返骨立ち会い
合同火葬他の家庭のペットと一緒に火葬し、合同供養塔などへ埋葬不可不可
一任個別火葬個体ごとに火葬するが、立ち会い・収骨はスタッフに一任不可(収骨も業者一任)
立会個別火葬個体ごとに火葬し、飼い主がお別れ・収骨(お骨上げ)に立ち会う

料金は一般的に「立会個別 > 一任個別 > 合同」の順で高くなる傾向があります(複数の火葬事業者で共通して見られる傾向です)。どの形にするかは、遺骨を手元に残したいか、最期の見送りに立ち会いたいかといった気持ちの部分と、費用のバランスで選ぶことになります。どれが正解というものではなく、うちの子との向き合い方に合わせて選んでよいものです。

出典:全国ペット霊園協会「プランについて」(https://petreien.or.jp/public/plan/)ほか、複数の火葬事業者公式サイトの情報を編集部が整理。


依頼からお迎え・返骨までの一般的な流れ

流れは事業者によって細部が異なりますが、多くの場合は次のようなステップで進みます。

  1. ご遺体の安置:手足を軽く折り、体を清拭したうえで、保冷剤やドライアイスなどで冷やしながら安置します。自宅で数時間〜1日程度が目安ですが、時期や気温によっては早めの対応が必要になることもあります。
  2. 火葬業者への連絡・予約:合同・一任個別・立会個別のいずれにするかを選び、日程を調整します。自宅や指定場所へ来てくれる訪問火葬か、施設への持ち込みかも事業者により異なります。
  3. お迎え・訪問:訪問火葬の場合、指定した日時に業者が自宅や指定場所へ訪れます。
  4. 火葬の実施:体格や炉の種類によって所要時間は変わります。目安として合同は5分〜、個別は30分〜とする事業者が多く、立会個別は上記のとおり1〜2時間程度かかることがあります。
  5. 収骨・拾骨(個別火葬のみ):立会個別の場合は飼い主自身が骨上げを行います。一任個別はスタッフが収骨し、当日中または後日、骨壺で返却されます。
  6. 返骨・お渡し:個別火葬は骨壺で遺骨が戻ります。合同火葬は返骨がなく、合同供養塔などへ埋葬される形が一般的です。
  7. 行政手続き(犬の場合):犬が亡くなったときは、登録先の市区町村へ死亡後30日以内に死亡届を提出する必要があります(狂犬病予防法に基づく手続き)。猫にはこの法的な届出義務はありません。

安置の方法や所要時間はあくまで一般的な目安です。実際の対応は依頼する事業者に確認しながら進めれば大丈夫です。

出典:複数の火葬事業者公式サイトの情報を編集部が整理。行政手続きは狂犬病予防法に基づく一般的なルールです。


費用の目安(体格・種類によって幅があります)

火葬費用について、公的機関や業界団体は具体的な金額を公表していません。 そのため、ここでは複数の火葬事業者の公式サイトに掲載されていた金額を「目安」として整理しています。事業者・地域・プランによって差が大きいため、正式な金額は依頼前の見積りで確認することをおすすめします。

犬(サイズ別の目安)

小型犬(〜5kg程度)・中型犬(5〜15kg程度)・大型犬(15kg以上)の3区分で、目安は次のとおりです。

サイズ合同火葬一任個別火葬立会個別火葬
小型犬約18,000円〜25,000円約22,000円〜30,000円約26,000円〜35,000円
中型犬約19,000円〜25,000円約23,000円〜30,000円約28,000円〜38,000円
大型犬約30,000円〜46,000円約40,000円〜54,000円約50,000円〜91,000円(超大型・体重によりさらに上がる場合あり)

猫の目安

種類目安
合同火葬約16,000円〜20,000円
一任個別火葬約23,000円〜25,000円
立会個別火葬約21,000円〜24,000円

猫は事業者によって「一任個別」より「立会個別」のほうが安いなど、犬とは並び順が異なるケースもあります。犬以上に事業者ごとの差が出やすいため、金額は必ず見積りで確認してください。

小動物(うさぎなど、体重1kg未満が目安)

  • 合同火葬:約12,000円〜
  • 個別火葬:約13,000円台〜14,000円台(事業者・プランにより異なる)

火葬費用とは別にかかることがある費用

供花・デザイン骨壺・メモリアルグッズ・粉骨・個別納骨堂の年間利用料などは、プラン外のオプションとして別料金になる場合があります(目安として、供花3,000円〜8,000円程度、デザイン骨壺3,000円〜10,000円程度とする事業者もあります)。基本プランの金額だけでなく、追加費用の有無もあわせて確認しておくと安心です。

もう一つの選択肢:自治体による引き取り

費用を抑えたい場合、お住まいの自治体が「一般廃棄物」としてペットの遺体を引き取る制度もあります。多くの自治体で数百円〜数千円程度とされていますが、遺骨が返却されないことが一般的です。金額や対応は自治体ごとに異なるため、検討する場合はお住まいの市区町村へ直接確認してください。

掲載している料金は2026年7月時点で複数の火葬事業者の公式サイトに掲載されていた情報をもとにした目安です。事業者・地域・プランにより金額は変わりますので、最新の金額は依頼前の見積りでご確認ください。

出典:おみおくりペット火葬、ペット火葬・葬儀はハピネス、イオンのペット葬「ペットライフ知恵袋」、東京ペット霊堂の各公式サイト・コラムを編集部が整理。自治体の情報は堺市公式ページを参考にしています。


依頼前に確認しておきたいこと

💡 事業者に確認しておきたいこと

  • 対応可能な体格・動物種(大型犬や特殊な動物は対応できない事業者もあります)
  • 対応エリア(訪問火葬は営業エリア外だと対応できないことがあります)
  • 立ち会いの可否(合同・一任個別は原則として立ち会えません)
  • 返骨の有無(合同は基本的になし。個別でも「収骨は業者一任か、自分たちで行うか」でプランが分かれます)
  • 追加費用の有無(供花・骨壺・粉骨・個別納骨堂の利用料などがプラン外になる場合があります)
  • 見積りの取り方(体格・地域・プランで金額が変わるため、事前見積りで総額を確認できるか)

一度にすべてを聞く必要はありません。気になることから一つずつ、電話やフォームで確認していけば十分です。


まとめ:慌てず、流れと費用を確認してから決める

🔑 確認しておきたいこと

  1. 合同・一任個別・立会個別、どの形がうちの子との向き合い方に合うかを考える
  2. 依頼からお迎え・返骨までの流れをおおまかに把握しておく
  3. 体格や種類による費用の目安を知ったうえで、正式な金額は見積りで確認する
  4. 対応エリア・立ち会いの可否・追加費用の有無を、事前に事業者へ確認する

火葬の形や費用に「これが正解」というものはありません。うちの子との向き合い方や、ご自身とご家族が納得できる形を選ぶことが何より大切です。対応エリアや費用の詳細は、電話やフォームで事前に問い合わせて確認しましょう。

看取りが近づいてきたと感じている方は犬・猫の看取り準備、何から始める?、介護の準備全体についてはペットの介護準備、何から始めればいい?でも整理しています。このサイトの情報の集め方についてはこのサイトについて、ほかの記事は記事一覧からご覧いただけます。

本記事は一般的な情報の整理であり、特定の事業者の内容や金額を保証するものではありません。実際の金額や対応は事業者ごとに異なるため、依頼前に直接ご確認ください(2026年7月時点の情報です)。